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2019.2.28 技術者から見た米朝会談結果の考察  2019.3.5 記

誰もが知る通り、ベトナムで開催された米朝会談は、僅か1時間少しで決裂した。

まず、北朝鮮は随分前から作戦を立ててきたのだろう。従って、「こう来ればこう答える」的に、対応案を細かく練ってきた。が、トランプは細かいことに乗ってくる相手ではなかった。長い時間をかけるタイプではなかった。

これが北朝鮮の第一のミス。

トランプは最重要点のみを追求したのだ。一理ある。
今後、いつか再会談の席では、北朝鮮はよりプレッシャーを受けるだろう。最重要ポイントの結論を用意する必要があると知っただろう。

一方、韓国の文大統領はとてもおめでたく? この会談でアメリカと北朝鮮が折り合えるだろうと読んだ。その結果、北朝鮮と韓国は一つの国とまではいかないにしても、それぞれが持つ長所を組み合わせれば、巨大な国家が朝鮮半島に誕生するだろうと、バラ色の将来を妄信的に確信した。

ならば、日本など不要。
と早合点し、何度目の蒸しかえしだろうか? 三菱重工などに補償を! などと、既に解決済みである事を実は知っているのだが、要求すれば何度でも払うとみて要求。結果、日本から信用を全く失ってしまった。とても大切な物を失ってしまった。
取り返し不可能だろう。
彼は眼に見えない何か最も大切な物を失ってしまった。

自業自得としか、言いようがない。実は彼の方から日本とエンガチョしてきたのだから。

いつの間にか、「人間ができていない」と言う言葉の意味を知る年になってしまった。