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発明・温暖化・海外旅行について投稿します

将来予測 (2017/11/08 投稿)

将来予測 (2017/11/08 Facebookに投稿)

 

近年温暖化が進み、特に人口、産業の盛んな北極サイドの気候が大きく変化しつつある。しかし、人類は気候変動を警戒・注意するのではなく北極圏の新航路開拓の方にむしろ注目している。魂胆たくましい商業意識にはただただ驚くばかりです。

この調子ではいずれ間違いなく海面上昇が現実のものとなる。今世紀末まで約85年間あります。否、85年かしかありません。海水面上昇の影響ですが、85年後に突如として海水面が3mあるいはそれ以上に上昇するのではありません。勿論、その前に50cm、1m 、2mと徐々に上昇していきます。たとえ50cmでも台風や、高波の影響が強まり、相当の被害が生じるでしょう。海水面1mの上昇では事実上東京の首都機能が失われる恐れがあると予想します。大混乱です。
まず、最初に港湾機能が失われます。ひたひたと海水が押し寄せ、原油タンクはさび付き、空にすると漂流しかねません。ひょっとするとタンカーの接岸にも支障が出るかもしれません。
台風などが重なると複合被害発生です。地下鉄、地下街が一か所でも抜けがあるとそこから大量の海水が流入します。一度完全に海水に浸かった店や装置は再起不能でしょう。
最近海辺の岸壁を散歩しますと満潮時の海水面は岸壁から50cm位の高さの場所が多いと思います。海釣りには便利な高さです。政府は公式には何のコメントも出していませんが、既にごく大雑把ですが東京湾沿いはこの100年位で、30cm位は上昇しているのではないかと個人的には考えています。うろ覚えですが、30年以前の新聞で、東京都内の河川を利用して運搬する船頭によりますと、以前はある橋を楽に通過したが最近は水などを入れ、喫水を深くしないと通過できないとの記事(1980年頃の新聞記事)を覚えています。あるいは企業による地下水の過剰取水が原因であったかもしれません。であれば、東京都などの局地的地盤低下、特に工場は海辺に多いので海辺の局地的地盤低下といえるかもしれません。先日、当時の先輩に会いましたが、50年くらい前、メッキ工場などでは大量の洗浄水が必要であり、地下水をくみ上げていたようです。鉄管にいつも水滴が付き、「おそらく冷たい水だな」と強く印象に残っています。その後、条例が交付され、地下水の取水が禁止されました。その意味では、東京は特に海辺が危険地帯といえます。地下水は大量にあるから、何の影響もないだろう。この言葉はそのまま、地球は大きいから廃熱などによる温暖化の影響はないだろうという考えと同じ流れです。いくら大きくとも、有限です。

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氷河にて