衆議院選挙 ニューディール 国家戦略

発明・温暖化・海外旅行について投稿します

昨年の衆議院選挙にて思う(日本の技術力と政治家の役割)

本来、政治家の役割とは
詳細で 膨大な下積み的作業によりどうすればよいかを考え、示すことです。
ですが、我が身を際立たせて大衆の支持を得たいと言う内心が、公衆の面前でテレビ中継の前面で、深掘りしていない質問、素人同様の質問で特殊法人を追求の連続、 もっと費用対効果を数字で明確にする様な 数字による追及が必要であったのです。

次を 引き継いだ
菅直人氏ですが、 突如として発生した大地震により発生した福島県原子力発電所事故に際し、現場で一刻の猶予もなく死力を尽くしている吉田所長に会い、「私は原子力に詳しいのだ」 と言わんばかり 世間の評判向上を期待してか、乗り込み結果的に大切な初動活動に重大な悪影響をもたらしました。そんな行動よりも
「今 何が欲しいのか? 政府に要望することがあれば何でも言ってくれ」
と発信し、追求するのではなく支援強化する姿勢こそが必要だったのですが。

この我国最大の国難に際し、
冷却水を注入する必要があることが分かり、石原慎太郎都知事(当時)は高層ビル火災用の特別消防隊を直ちに福島に派遣、隊員は放射能を大変気にはしていたと思うが、そんな感情を表に出さず、勇敢に、国民を守るため、使命感のみで直ちに国難に立ち向かい、任務を見事達成した。
この消防隊員、さらには彼らを支援した人々こそ真の英雄だ。
少なくとも、現地へ駆けつけた消防隊員全員の氏名を碑に刻み、原子力発電所の見える丘に設置し、永久に感謝の気持ちを示すべきではないだろうか?


裕福育ちで首相となった
世間を知らないお坊ちゃん育ちの鳩山首相ですが、政策は当たらず、経緯は知りませんが謎の中国人?に洗脳されたのか、言葉のみで、国民感情にマッチしない放言が印象的でした。自己顕示欲の強い菅直人氏と二人の首相により 民主党は自滅然、しかし次を継いだ野田首相はそれなりの仕事をしたと個人的には思います。派手さはなくてもそれなりの実績はあったと考えます。

政治家たるもの
世間一般大衆の人気を得たい、支持を得たい、得票数を得たいのは分かりますが、本当に得たいのであればまずは愚直な事実調査とその結果を考慮した、その時代にマッチした対策と付随する法律を考え推進しなければなりません。 一般に日本の政治システムを考慮するのに、政治家は短期的な自己保全、大衆からの支持率向上と言う目先の目標に努力を傾注する様では失格です。 が今回の衆議院選挙を見ていると何を期待しているのか? 小池百合子がクローズアップされている、が、一般大衆迎合的な言葉、極端に言えば希望だとか全く実態のない幼稚園級の言葉だけが踊る始末。具体的行動案は2017年10月第1週前半現在まで聞いたことがありません。選挙戦は既に後半に入っているのですが。

小池東京都知事は、
はっきり言えば卸市場で意味のない追求を繰り返し、時間を浪費 すなわち公共の金銭を浪費、ただしマスコミには大きく取り上げられ世間大衆の注目を集めただけで、実は何のオリジナル的信念や、独自の発想、構想などは何も表現していません。希望だとか、訳の分からない目標、何の具体的行動も示していません。これに乗る旧民主党の面々も窮すれば鈍す。単に今、人気がありそうだだけで追従する衆愚的元民主党議員。いずれ、沈むのは目に見えている。

国家の浮沈は実は、
首相になった一人の構想にある程度かかっていると言えます。これまで我が国の歴史を見れば明らかです。党首が何を考えているか? 私の感では、具体的に言えば現在小池都知事は自分を有名に、自分が注目される様な存在に、テレビや新聞に自分のことがよく出る様に考えている様に思えます。さらには 自分に接近する人々を弄ぶが如くの言動も見えます。実態は何もありません。ずっと前から何もありません。 オリジナルかつ雄大な構想を、日本をどうすれば良いかを聞いたことがありません 人の弱みを突き、マスメディアに取り上げられ浮上しただけです。 従って、たまたま現在人気があるからと言って小池都知事に接近する党議員・立候補者の努力は全て水の泡となる運命にあることは歴史が証明することとなるでしょう。

私の所属するはんだ付け業界で
数年前、ほんの一人の私の意見が大きく反響しました。それは人々の信念に届いたからです。私は好奇心のかたまりで、一年でせいぜい数百人の日本人しか欧州へ行かなかった50年前(1967年)、ロシア経由で行くしかなかった頃、朝10時エッヘル塔の下に2人しか観光客がおらず、それも階段で上がるしかなかった頃の2か月間の放浪から始まり、現在まで仕事・娘の婚礼・大陸横断車の旅等も含めると裕に100回位の海外旅行、それもほとんどが単独の旅行でした。従いまして、ある程度世界の事は肌である知っているのではないかと思っています。ひいき目ですが、日本では小さな下町の工場へ行けば、あっという間に期待以上の小さな冶具などをごく安価で作ってくれます。礼儀正しく、こんな素晴らしい国はそうはありません。

当社は正社員10数名の会社ですが、
日本機械学会から2度優秀製品賞を頂いています。これもそのような下支えをしてくれる町工場があったからこそです。すそ野が広い技術立国です。政治家の方は自覚しているのでしょうか? さらに日本人のマナーは最高です。世界に輝く日本になる素質十分です。ですから、政治家も、もう少し、正直、率直、具体的に話す癖をつけた方がよろしいかと。技高政低では困ります。


本著述の動機は憂国の情です。
人間は大望を持たなければなりません70歳となった日に房総半島の海岸の景色の良いホテルで朝3時にこれを書いています。この短い意見ですが、正しい姿勢、誰の指示も受けず自由闊達に書いたこの短文が私の手元を離れ、勝手に振動膨張、きらめき、さらにはマスコミに広がり、日本を正しい方向に持って行って欲しいと思います。

私は70歳になりました。
が、過去の事は忘れても、発明力や新規の構想力は落ちていません。このことは以上の文章から察せられると思います。まだ十分に活躍できます。活躍の場があれば活躍したいと思います
政治家にとって、本当に必要な能力はメカニズムすなわち一つの法律を作ると、規則を作るとどうなるかを可能な限り正確に予知推定できる能力が必要です。影響を予め、人々の動機・行動メカニズムから推定できる能力も必要です。世間知らずのおぼっちゃま首相では下町の人々の行動とその動機を理解できません。我々巷の技術者は、一つの要因を変えるとどのような現象が現れるのかを、あらかじめ予測する能力が日々試されており、実は本当は政治家向きなのです。

唯一欠点は、
あまりに慎重なため、細部にこだわるため、素晴らしい立案予測能力を持ちながら、発信は控えめに訓練されており 言動は慎重でいつも 「何々」と言えるか? を反芻するなど能力を発揮しづらい人々です。私のこれまでの著しい成果をあげますと、一般読者には分からないですが 「マンハッタン現象と原因の解明」国内国外を問わず1年間ほぼ毎週講演 本の出版、狭いこの業界では異例の第3巻まで出版しました。また、日本最大の学会である日本機械学会よりその最高の賞である優秀製品賞を2回受賞しました。2回受賞は某社と当社の 2社しかありません。 パートの方も含めればわずか10数名の会社としては異例の成果です。

技術レベルの高さ。
日本は一般的に資源が少ないですが、技術レベルは高いと思います。最近、技術者のレベル・人数・学会発表数が諸外国と比較し低下傾向にあるので、資源をこの方面に充実する必要があると思います。
一言一句にエネルギーを注ぎながら、個人的利益を度外視した透明な輝く発想、エネルギーが詰まっているはずです。高く大きく舞いあがれ。